中国・広西チワン族自治区の南寧から高速鉄道で桂林・重慶方面へ1時間強。柳州駅に降り立つと、自動車を搭載する専用貨物列車が構内に停車しており、自動車産業の町に来た実感が湧く。低価格の多目的車(MPV)を中心に、中国全自動車生産の1割近い250万台が柳州で生産されている。この巨大な生産拠点が、日本の部品メーカーにとっては未開拓のままだ。【文・写真=遠藤堂太】
中国・広西チワン族自治区の南寧から高速鉄道で桂林・重慶方面へ1時間強。柳州駅に降り立つと、自動車を搭載する専用貨物列車が構内に停車しており、自動車産業の町に来た実感が湧く。低価格の多目的車(MPV)を中心に、中国全自動車生産の1割近い250万台が柳州で生産されている。この巨大な生産拠点が、日本の部品メーカーにとっては未開拓のままだ。【文・写真=遠藤堂太】