競争力研究所(IFC)が実施した「2011年・都市別競争力調査」で、デリーが前年に続き首位を維持した。財政や通信、事業環境などを分析したところ、総合得点で78.02ポイントと、2位の西部マハラシュトラ州ムンバイ(72.93ポイント)を大きく引き離した。外資企業の進出に対する政府支援の状況なども評価対象に含まれているという。
デリーは、成長する市場に即した事業環境を構築していることが評価された。人材や事業の重要度でも高い評価を得ており、周辺地域の北部ハリヤナ州グルガオン(6位)や北部ウッタルプラデシュ州ノイダ(11位)も上位に入った。
上位10都市は、6大都市圏を中心に選ばれた。3位は南部カルナタカ州バンガロール(65.28ポイント)、4位はマハラシュトラ州プネ(64.27ポイント)、5位は南部タミルナド州チェンナイ(62.75ポイント)。東部の西ベンガル州コルカタは7位、南部アンドラプラデシュ州ハイデラバードは8位だった。
その他の都市では、西部ラジャスタン州ジャイプール(10位)や南部ケララ州コーチ(14位)、西部グジャラート州バドダラ(16位)、中部マディヤプラデシュ州インドール(20位)、ウッタルプラデシュ州ラクノー(23位)、カルナタカ州マイソール(24位)、南部ゴア州ゴア(25位)が25位圏に含まれた。
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