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政策金利、0.75%に引き上げ

物価抑制へ2年ぶりに方針転換

タイ中央銀行(BOT)は10日、金融政策委員会(MPC)を開き、政策金利(翌日物レポ金利)を0.25%引き上げ、0.75%とすることを決めた。2020年5月以降、16会合連続で政策金利を据え置いてきたが、消費者物価指数(CPI)が今年5月から3カ月連続で7%を超えており、物価上昇が景気回復の足かせになりかねない状況が続いている。このため、約2年にわたって続けてきた過去最低水準の政策金利の引き上げを全員一致で決めた。利上げは18年12月以来となり、3年8カ月ぶり。

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