【アジアの本棚】『亜細亜熱帯怪談』
アジアへの出張や赴任時、滞在先で何者かの気配を感じたことはないだろうか。自分しかいない部屋なのに感じる視線、床のきしみ、不意の物音。ネズミや泥棒とも思えない。いるはずのない「誰か」が、そばにいるような気がする。日本よりも闇深いアジアの夜は、超常的な存在を意識することもあるかもしれない。今回は少し趣向を変えてアジアの怪談本を紹介したい。(NNA東京編集局・岡下貴寛)
アジアへの出張や赴任時、滞在先で何者かの気配を感じたことはないだろうか。自分しかいない部屋なのに感じる視線、床のきしみ、不意の物音。ネズミや泥棒とも思えない。いるはずのない「誰か」が、そばにいるような気がする。日本よりも闇深いアジアの夜は、超常的な存在を意識することもあるかもしれない。今回は少し趣向を変えてアジアの怪談本を紹介したい。(NNA東京編集局・岡下貴寛)