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【アジア取材ノート】台湾・王柏融選手の日ハム移籍、経済効果に期待大

日本のプロ野球は、きょう1日から一斉に春季キャンプをスタートさせ、2019年の球春がいよいよ近づいてきた。今シーズンは、台湾プロ野球のラミゴ・モンキーズのスター選手である王柏融外野手(25)が北海道日本ハムファイターズに加入。北海道の観光産業や日台のプロ野球ビジネスに大きな経済効果が生まれるとの期待が膨らんでいる。昨年12月に台北市内のホテルで行われた王選手の入団記者会見で、日本ハムの竹田憲宗球団社長は、「経済効果は非常に大きい。北海道を訪れる台湾人観光客の数が、現在の年間60万人から100万人に増える可能性もある」と強調。また、1月に台湾で21年までのパ・リーグの放映が決まったことにも好影響を与えたとみられている。 (文・写真=NNA台湾・吉田峻輔)