• 印刷する

日本のメタンハイドレート、豪天然ガスの脅威に

米シェールガスやアフリカの液化天然ガス(LNG)開発だけでなく、日本の愛知・三重県沖でのメタンハイドレート試験採取の成功も、豪州のLNG産業の脅威になる可能性がある――。英系大手資源コンサルタントのウッド・マッケンジー(WM)が、昨年12月に発表した豪州LNG業界見通しで予想している。米国のシェールガス輸出が始まれば、豪州LNGガス業界はさらに困難な状況に立たされる。14日付オーストラリアンが報じた。

日本は豪州のLNG生産のうち70%を輸入。日本の財務省によれば、日本のLNG市場での豪州のシェアは18.2%。12年は1,590万トンを日本に輸出している。2010/11年度の総輸出額は110億豪ドル(1兆882億円)で、16/17年度には300億豪ドルに跳ね上がるとみられる。

しかしWMによれば、日本が18年までにメタンハイドレートの商業生産に成功すれば、日本はエネルギー輸入国から自給国に変わり、現在オーストラリア、マレーシア、パプアニューギニアで進行中のガス開発の採算性が問題になるという。

今回、日本の石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)が生産実験を行った地域のメタンハイドレート埋蔵量は、日本の天然ガス輸入量の11年分とされる。また日本全体のメタンハイドレート埋蔵量は90年台の試算によれば、天然ガスにして7兆5,300億立方メートルで、日本の国内需給の約100年分といわれている。

日本への輸出が待たれる米国のシェールガスは日本に対して、米国内と同等のガス価格で販売されると予想されている。


関連国・地域: オーストラリア日本米国
関連業種: 天然資源

その他記事

すべての文頭を開く

テイクオフ:日本に行ったことがない…(09/21)

豪州、外国投資審査料引上げへ 管理コスト上昇を反映(09/21)

豪の新外資規制、不動産業界から反発(09/21)

中国系不動産企、シドニーに超高層ビル計画(09/21)

〔政治スポットライト〕日米豪印、外相会談の10月東京開催で調整(09/21)

米物流UPS、ベトナムに貨物便運航(09/21)

印大手がDJsに食指か、親会社は売却否定(09/21)

今年のXマス商戦、マスク着用と人数制限下か(09/21)

NSWスタジアム観客上限、10月から引上げ(09/21)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

出版物

SNSアカウント

各種ログイン