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小型原発、37年稼働に照準

タイ原子力発電の未来図(上)

タイで小規模原子炉である小型モジュール炉(SMR)の導入計画が進んでいる。タイ発電公団(EGAT)は原子力を「持続可能で安定した電源」と位置付け、2037年までに総容量600メガワットの商業運転を目指す。データセンター誘致に伴う電力需要増や脱炭素への対応に加え、関連各産業への波及効果も期待される。研究機関は、サプライチェーン(供給網)全体の収益を430億バーツ(約1,960億円)と試算する。

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