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【農業通信】オーストラリアの高品質ブドウ、日本の店頭へ

日本の大手スーパーの店頭に、日本人が作ったオーストラリア産ブドウが並んでいる。生産したのはビクトリア州ミルデュラの「ブドウファームズ」(Budou Farms)だ。同ファームはブドウの品質を高めるためオーストラリアでは一般的でない生産手法を採り入れ、物流にも最新のテクノロジーを採用する。日本が2014年にオーストラリア産生食用ブドウの輸入を解禁して以降右肩上がりに成長し、現在は収穫のほぼすべてを日本に輸出している。だが日本の顧客の開拓には思いがけない苦労もあったという。同ファームを経営する松崎絢子さんに話を聞いた。【オセアニア農業食品専門誌ウェルス編集部】