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行政長官選、民主派が候補擁立へ

来年3月の行政長官選挙で投票権を持つ選挙委員会(1,200人)の委員選出選挙は11日に投票が行われ、12日午前に開票結果が判明した。その結果、民主派は複数の選挙グループで出馬候補が全員当選を果たすなどして、行政長官選に独自候補を擁立できる150人を上回る約200人の選挙委員を確保した。全体では、大方の予想通り、唐英年(ヘンリー・タン)前政務長官の支持勢力が優勢となり、選挙戦を一歩リード。一方で梁振英・前行政会議召集人の支持勢力は伸び悩んだ。官営放送RTHKなどが伝えた。

民主派は情報科学技術界、高等教育界、法律界で擁立候補全員が当選したほか、社会福祉界(定数60)でも59人が当選するなど、予想を上回る善戦を見せた。

民主派が擁立した候補が行政長官選で当選する可能性は皆無だが、民主派の統一候補として出馬が有力される民主党の何俊仁(アルバート・ホー)主席は「民主派は市民の声を行政長官選の議論に持ち込みたい」と述べた。

一方、世論調査で唐前政務長官の支持勢力は、商工界の無投票当選者をはじめ、順当に当選を果たした。これに対し、世論調査で唐氏を上回る支持を集めている梁氏の支持勢力は、現体制支持派(親中派と財界系)を切り崩すことができなかった。

梁氏は中国人民政治協商会議(政協)枠で自らも選挙委員に当選したが、得票は下位圏にとどまり、梁氏を支持する候補も続々落選した。学識者からは「伝統的な現体制支持派からの支持を得られず、民主派も躍進しており、選挙結果は梁氏の得票に直接影響することになる」(蔡子強〈アイバン・チョイ〉香港中文大政治行政学科講師)との分析が聞かれる。

選挙管理委員会によると、委員選出選の投票率は27.5%で、前回(27.4%)並みだった。行政長官選は来年3月25日に投票が行われる。<香港>


関連国・地域: 香港
関連業種: 政治

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