コングロマリットのアヤラ・コーポレーションは22日、同社が10%を出資するベトナムのホーチミン市インフラ投資社(CII)と、同国でインフラ事業向け投資を行う合弁会社「ヴィナフィル・テクニカル・インフラストラクチャー・インベストメント」(ヴィナフィル)を設立することで合意したと発表した。
ヴィナフィルの当初の資本金は9,000億ドン(約35億2,000万円)。アヤラが49%、CIIとベトナムの投資家グループが残りを出資する。
CIIはベトナム最大級のインフラ会社。アヤラは7月、水道子会社マニラ・ウオーター(MWCI)がCII傘下の同業ケンドン・ウオーター・サプライの株式47.35%を取得した際、CIIの株式10%を取得した。
アヤラはヴィナフィル設立により、大きな成長が見込めるベトナムのインフラ市場での基盤を強化し、収益拡大を図る。
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