中国汽車工業協会は10日、9月の全国新車販売台数は161万7,400台となり、昨年同月比1.8%減少したと発表した。昨年同月比割れとなるのは春節(旧正月)を含んだ1月以来8カ月ぶり。反日デモで日系メーカーの販売が大きく落ち込んだことなどが影響した。
このうち乗用車の販売台数は0.3%減の131万5,600台、商用車は7.6%減の30万1,800台だった。乗用車のセグメント別販売台数は◇セダン:0.2%減の92万8,800台◇多目的車(MPV):13.1%減の4万1,700台◇スポーツタイプ多目的車(SUV):17.7%増の17万1,400台◇クロスオーバー車(CUV):11.2%減の17万3,700台――となり、好調が続くSUV以外すべてで減少となった。
1~9月の新車販売台数は昨年同期比3.4%増の1,409万2,300台で、伸び幅は1~8月と比べ0.7ポイント下回った。
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