台湾経済部(経済産業省)統計処がこのほど発表した2023年の台湾企業の輸出受注に関する調査で、輸出受注額に占める中国(香港含む)での生産比率は37.8%と過去最低を更新した。一方、東南アジア諸国連合(ASEAN)の生産比率は7.0%となり、過去最高だった。統計処は米中の摩擦や地政学的リスクなどを背景に世界規模でサプライチェーン(供給網)の再編が進む中、「ASEANが台湾企業の海外展開において重要な生産拠点となっている」と指摘している。
台湾経済部(経済産業省)統計処がこのほど発表した2023年の台湾企業の輸出受注に関する調査で、輸出受注額に占める中国(香港含む)での生産比率は37.8%と過去最低を更新した。一方、東南アジア諸国連合(ASEAN)の生産比率は7.0%となり、過去最高だった。統計処は米中の摩擦や地政学的リスクなどを背景に世界規模でサプライチェーン(供給網)の再編が進む中、「ASEANが台湾企業の海外展開において重要な生産拠点となっている」と指摘している。