豪政府統計局（ＡＢＳ）が15日に発表した2023年５月の失業率（季節調整値）は3.6％となり、前月から0.1ポイント低下した。就業者数は初めて1,400万人を突破し、新型コロナウイルス流行前と比較して約100万人増加した。エコノミストの予想を裏切り雇用市場は依然として過熱状態であることが示され、オーストラリア連邦準備銀行（ＲＢＡ）は、インフレ抑制のために来月も追加利上げを行う必要があると予想されている。