豪1Qの賃金上昇率3.7%、10年ぶりの高水準
豪政府統計局(ABS)が17日に発表した2023年第1四半期(1~3月)の賃金価格指数(WPI、季節調整値)は、前期比0.8%上昇、前年同期比3.7%上昇となった。同期のインフレ率7%(年率)との差は3.3ポイントだった。年間賃金の伸び率3.7%は、12年第3四半期(7~9月)以降で最も高く、低い失業率と逼迫(ひっぱく)した労働市場に加え、高いインフレ率が背景となっている。
豪政府統計局(ABS)が17日に発表した2023年第1四半期(1~3月)の賃金価格指数(WPI、季節調整値)は、前期比0.8%上昇、前年同期比3.7%上昇となった。同期のインフレ率7%(年率)との差は3.3ポイントだった。年間賃金の伸び率3.7%は、12年第3四半期(7~9月)以降で最も高く、低い失業率と逼迫(ひっぱく)した労働市場に加え、高いインフレ率が背景となっている。