高級コンドミニアム「トランプ・タワー・マニラ」の起工式に出席するため、米国の不動産王の異名を取るドナルド・トランプ氏の長男ドナルド・トランプ・ジュニア氏と次男エリック氏が26日にフィリピンに到着した。あす28日まで滞在予定。ABS―CBNなどが伝えた。
昨年9月に発表されたトランプ・タワー・マニラは、トランプ氏とのブランド契約により、センチュリー・プロパティーズ・グループのセンチュリー・シティー・デベロップメントが建設を進める。マニラ首都圏マカティ市内の複合開発地区「センチュリー・シティー(面積3.4ヘクタール)」の一画で56階建ての高級コンドミニアムを建設する。事業費は1億5,000万米ドル(約120億円)。供給戸数約220戸のうち、すでに67%が売約済みという。完成は2016年を予定している。
センチュリー・プロパティーズのロビー・アントニオ社長は、「両氏の来比は、彼らがフィリピンを世界クラスの不動産開発の舞台として認識している証拠」とコメントしている。
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