首都ジャカルタから飛行機で2時間ほどで行ける東カリマンタンの中心都市、バリクパパン。海のそばにある街ゆえに、海産物がおいしいと勧められる。中心部から近い場所にはいくつかビーチもある。
カリマンタンは天然資源の豊富な地域でもあり、沿岸には石炭を積んだ大型船の姿が見える。国営石油プルタミナの製油所があり、地元の運転手いわく、最近は韓国企業とのプロジェクトのために韓国人が急増したそうだ。
日差しの厳しい昼間が過ぎ、夕暮れ時に海沿いのショッピングモールに立ち寄った。モールから外の海岸の方に出ると、小さな飲食店が並ぶスペースに。そこから見る夕焼けは、こんなにも空の色は鮮やかだったのかと思わせるほど、オレンジ色の夕日が、夜を迎える空と海の深い青に映えていた。しばし写真を撮る手も止め、その風景と波の音に引き込まれた。(純)
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