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タイで天然ガス需給がひっ迫

国産減少、LNGは価格が急騰

脱炭素の流れを受け、石炭よりも低炭素な天然ガスの需要が急拡大している中、タイでは電力供給の6割近くを占める天然ガス需給が逼迫(ひっぱく)している。背景には国産の減少があることに加え、軍事政権下で経済制裁を受けているミャンマーからの調達も先行き不透明感が高まっている。タイ政府は液化天然ガス(LNG)の輸入を拡大していくことで対処していく構えだが、ロシアのウクライナ侵攻を受けて価格が急騰。厳しいエネルギー事情となっている。