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【食とインバウンド】シンガポールの代替食品戦略

第23回
代替食品市場でシンガポールの存在感が増しています。同国の年金ファンドは新型コロナウイルス禍前からフードテック分野へ積極的に投資していましたが、昨今は外国企業への投資だけでなく自国企業にも同市場への参入を促しています。つい先日も世界で初めて培養肉(細胞から培養された人工的な肉)の発売を始めるなど、世界から注目されています。そこで今月は「アジアのフードテックハブ」を目指すシンガポールについて考察します。