日本【食とインバウンド】ムスリム女性の活躍第47回観光食品・飲料観光政策・法律・規制先日、私はオンラインで開催されたWIEF(1 World Islamic Economic Forum Foundation=世界イスラム経済フォーラム)内のパネルディスカッションに登壇しまし…
日本【食とインバウンド】「まさかの時代」の生き残り策第46回観光食品・飲料農林・水産観光文化・宗教インバウンド(訪日観光客)が急回復しています。その中で、食の多様性(フードダイバーシティ)に対する問い合わせも増えており、フードダイバーシティ対応に関…
日本【食とインバウンド】ラマダンは楽しい第45回観光食品・飲料観光文化・宗教今月22日からラマダンが始まりました。ラマダンとはイスラム暦第9月のことです。日本では断食のイメージが強いのですが、多くのムスリム(イスラム教徒)は「1年…
日本【食とインバウンド】ムスリム客対応の本質第44回観光観光文化・宗教外食・飲食「ムスリム(イスラム教徒)対応は難しい」「ハラール(イスラム教の戒律で許されたもの)対応は手間がかかりすぎる」――。東南アジアからの訪日客が回復傾向に…
日本【食とインバウンド】値上げラッシュは代替食品普及の契機第43回食品食品・飲料保健医療農林・水産観光小売り外食・飲食昨年から市場関係者を悩ませているのがコスト高です。その主因となっている人手不足については先月解説しましたが、同じく大きな要因となっているのが食品の値上…
日本【食とインバウンド】人口減少の中でのインバウンド対応第42回食品食品・飲料観光外食・飲食約2年半ぶりに本格再開となったインバウンド。訪日客もちらほら見かけるようになり、市場は徐々に回復しているように見えます。でも実は、現場は人手が足らずに…
日本【食とインバウンド】日本のハラール市場は再始動するか第41回食品食品・飲料観光文化・宗教前回、訪日を予定しているムスリム(イスラム教徒)旅行者のアンケート結果を解説しました。すると、「ハラール(イスラム教の戒律で許されたもの)ブームは再燃…
日本【食とインバウンド】ムスリム旅行者の動向第40回食品食品・飲料観光文化・宗教訪日団体旅行が解禁されて約3カ月、個人旅行解禁から約3週間が経過しました。インバウンド復活への期待が高まる中、全国旅行支援も相まって、観光業界は一気に…
日本【食とインバウンド】健康意識が高まるシンガポール食品食品・飲料第39回 先日私はシンガポールを訪問しました。3年ぶりに開催された食品展示会『FHA 2022』に出展するためです。その会場で目撃したのは新型コロナウイルス禍…
日本【食とインバウンド】代替食品の最新事情食品食品・飲料第38回 代替食品が広がりを見せています。日本では代替肉、特に大豆ミートが普及していますが、昨今はソーセージ、ハムも人気になっています。海外では国境封鎖…
日本【食とインバウンド】インフレで変わる日本の食卓食品貿易統計食品・飲料農林・水産第37回 インフレ率8.8%。先日経済開発協力機構(OECD)は、今年の経済見通しを発表しました。それによると、OECD全体の実質国内総生産(GDP)の伸…
日本【食とインバウンド】日本のハラールトラベル2.0観光観光第36回 先日、今年の「GMTI(グローバル・ムスリムトラベル・インデックス ※1)」が発表されました。イスラム教徒(ムスリム)に優しい「ムスリムフレンド…
日本【食とインバウンド】ウェルネス観光食品食品・飲料保健医療観光第35回 日本への渡航規制の緩和が発表された今月、私のもとに複数の友人から問い合わせがありました。「日本へ観光に行きたい」「企業訪問をアレンジしてもらえ…
日本【食とインバウンド】 学校給食でもプラントベース食品食品・飲料空運教育第34回 プラントベース(植物性)食品が学校でも広がり始めています。今年2月、米国ニューヨーク市は市内の公立学校で毎週金曜日にプラントベースの給食を提供…
アジア【食とインバウンド】注目度高まるプラントベース食品食品マクロ経済統計食品・飲料農林・水産観光イベント第33回 先日アジア最大級の食品展示会であるフーデックス・ジャパン2022(第47回国際食品・飲料総合展示会)が開催されました。出展者数は1,485社。昨年より規…
アジア【食とインバウンド】コロナ下でのハラール対応の現状サービス食品・飲料外食・飲食第32回 新型コロナウイルスの感染拡大に対し、WHO(世界保健機関)が緊急事態宣言を出してから2年が経過しました。その間、本コラムでは特にプラントベース…
アジア【食とインバウンド】 拡大を続けるアレルギー対応市場食品食品・飲料保健医療その他サービス外食・飲食第31回 企業のCSOと言うとこれまではChief Strategy Officer(最高戦略責任者)を指していました。それが昨今はChief Sustainability Officer(最高サステ…
アジア【食とインバウンド】Z世代が動かす市場サービス統計食品・飲料その他サービス観光外食・飲食第30回 2年前の本コラムで私は「2020年はプラントベースフード(植物性食品)が市民権を得る』と予想しました。当時すでに世界で急拡大していたプラントベー…
アジア【食とインバウンド】国際会議でも「プラントベース」サービス食品・飲料その他サービス観光社会一般環境イベント外食・飲食第29回 「採択までのプロセスについて深くお詫びします」――気候変動対策を協議するCOP26(国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議)は、シャーマ議長の…
アジア【食とインバウンド】拡大する「サスティナブルツーリズム」サービス食品・飲料その他サービス観光環境外食・飲食第28回 「観光需要は2022年に再び戻ってくる。」世界観光機関(UNWTO)がそう予測したのは今年6月のことでした。あれから4カ月。世界は今パンデミック…
アジア【食とインバウンド】発酵食品は「第3の代替タンパク質」食品食品・飲料その他サービス社会一般環境外食・飲食第27回 発酵が世界から注目されています。日本から海外へ輸出される発酵食品は過去10年間で約2倍に拡大しているほか、海外では有名レストランがこぞって発酵…
アジア【食とインバウンド】政治と一般消費者の温暖化対策食品食品・飲料その他サービス観光文化・宗教外食・飲食第26回 国連が地球温暖化に関する報告書を8年振りに公表しました。近年世界のあちこちで多発している熱波や豪雨を「極度の現象」と称して、「今後頻発する可…
アジア【食とインバウンド】「ムスリムフレンドリー」な旅先ランキング観光食品・飲料その他サービス観光社会一般文化・宗教外食・飲食第25回 先日、2年ぶりに「GMTI(グローバル・ムスリムトラベル・インデックス ※1)」が発表されました。ムスリム(イスラム教徒)に優しい「ムスリム…
アジア【食とインバウンド】シンガポールでも急増する「フレキシタリアン」食品食品・飲料社会一般文化・宗教外食・飲食第24回 前回は代替食品市場でシンガポールの存在感が増していることをお伝えしました。フードテックの振興を国家戦略に据え、自国の食料自給率を上げ、そして…
アジア【食とインバウンド】シンガポールの代替食品戦略食品食品・飲料社会一般外食・飲食 第23回 代替食品市場でシンガポールの存在感が増しています。同国の年金ファンドは新型コロナウイルス禍前からフードテック分野へ積極的に投資していましたが…
日本【食とインバウンド】代替食品に流れ込むマネー食品ベンチャー食品・飲料環境政策・法律・規制外食・飲食第22回 脱炭素化に向けて世界の動きが加速しています。今月米国のバイデン大統領が主催する気候変動サミットが開催されました。40の国・地域と機関の代表らが…
アジア【食とインバウンド】 米国で増える「厳しくない菜食者」サービス食品・飲料その他サービス外食・飲食 第21回 米国の旅行市場が回復し始めています。今年3月12日の国内空港利用者は135万7,000人となり、1日の利用者数としては最低水準だった昨年4月の8万7,…
アジア【食とインバウンド】戦略的に世代について考えるサービス統計食品・飲料観光外食・飲食第20回 世界各国で新型コロナウイルス感染症(COVID19)のワクチン接種が始まり、世界は再び動き始めました。日本のインバウンド業界もウイズ・ポストコ…
アジア【食とインバウンド】問われる日本のサステナブル食品食品・飲料その他サービス観光社会一般文化・宗教外食・飲食第19回 昨年1月、本連載で私は2020年を「好機到来の年」と述べました。日本はこれからも注目され続けるだろうとも強調しました。当時、東京五輪・パラリンピ…
アジア【食とインバウンド】2020年の総括食品食品・飲料観光外食・飲食第18回 新型コロナウイルス(COVID19)の感染拡大に揺れた2020年。日本だけでなく世界が一大商機と見込んでいた東京オリンピック・パラリンピックは延期され、…
アジア【食とインバウンド】 日本の食はもっと高く売れるサービス食品・飲料観光外食・飲食第17回 先日、首相官邸で開催された第40回観光戦略実行推進会議に、フードダイバーシティ株式会社の代表取締役である守護彰浩が出席しました。「食の多様性で…
日本【食とインバウンド】 代替するのは肉だけではないサービス食品・飲料環境外食・飲食第16回 日本でも植物性食品が続々と発売されています。例えば、ファストフードでは植物性肉のパティを使ったハンバーガー、コンビニエンスストアでは肉まんや…
ASEAN【食とインバウンド】中国は「植物性食」大国へサービス食品・飲料観光文化・宗教外食・飲食第15回 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大の影響で、環境を食の面からも見直そうという機運が世界中で高まっています。パンデミック(世界…
アジア【食とインバウンド】アレルギーもフードダイバーシティサービス食品・飲料文化・宗教外食・飲食第14回 インバウンド需要が消滅してしまっている日本の飲食業界ですが、フードダイバーシティ(食の多様性)に対応している飲食店には新しいお客様が増えてい…
アジア【食とインバウンド】代替食品は主流になるかサービス食品・飲料その他サービス観光外食・飲食第13回 世界で代替食品が売れています。環境意識の高まりとともに近年市場は拡大してきましたが、新型コロナウイルス感染症(COVID―19)の感染拡大の影…
日本【食とインバウンド】「7割経済」への対応サービス食品・飲料その他サービス外食・飲食第12回 日本では都道府県をまたぐ自粛要請が解除され、各地に観光客が戻ってきました。マスクに消毒液、体温計にフェイスシールド、いつもより距離がある座席…
アジア【食とインバウンド】ポストコロナ時代の衛生管理サービス食品・飲料その他サービス観光文化・宗教外食・飲食第11回 止まっていた世界が再び動き始めました。世界各地で新型コロナウイルス感染症(COVID19)の感染拡大による移動制限が緩和または解除され始めまし…
日本【食とインバウンド】ポストコロナ時代の成長市場サービス食品・飲料外食・飲食第10回 ビル・ゲイツにテマセクホールディングス(シンガポールの政府系ファンド)、ソフトバンク・ビジョン・ファンド――世界の名だたる投資家・投資会社が…
アジア【食とインバウンド】ポストコロナ時代のインバウンド戦略サービス食品・飲料保健医療その他サービス外食・飲食第9回 新型コロナウイルス感染症(COVID19)の感染拡大が続いています。中国での騒動を対岸の火事のように見つめていた日本も今では自粛ムード一色。…
日本【食とインバウンド】欧米豪の富裕層に「クリーンフード」を食品食品・飲料文化・宗教外食・飲食第8回 新型コロナウイルス(COVID19)の感染拡大によって中国人訪日客が急減しています。昨年の韓国人客減に続く打撃で、インバウンド業界は戦略の変更…