タイ国鉄(SRT)は23日、首都圏鉄道「レッドライン」(バンコク北部バンスー―北郊ランシット間およびバンスー―タリンチャン間、41キロメートル)の試運転を3月26日に始める方針を明らかにした。7月28日の正式開業を予定している。24日付バンコクポストが伝えた。
SRTのニルット総裁によると、SRTの委員会が今月22日、レッドラインの開業に向けた今後のスケジュールを決定した。7月28日の正式開業から有料での運行に移行するという。
同委員会はまた、レッドラインの駅舎内外の商業利用の計画策定について、コンサルティング会社と契約することを承認した。駐車スペースや広告看板のあり方について計画をまとめる。
また、レッドラインの開通に伴い、閉鎖することになっているフアランポーン駅(バンコク駅)の跡地利用について、関係機関と協議を進めており、現時点で方針は決まっていないと説明した。
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