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【農業通信】豪州へ届け、日本のICHIGO

地元産との共存探る

今年9月に日本のイチゴがオーストラリアに輸出可能になったことを受け、在豪日本人関係者が動き出した。現在オーストラリアのイチゴの年間市場供給量は約7万トン。そのうち輸入品はわずか2トンに過ぎない。ほぼすべてが豪州産のストロベリー市場に、日本産のイチゴを参入させる構想だ。「甘いイチゴ」を知らないオーストラリアの消費者は、プレミアムの付く日本のICHIGOを受け入れるだろうか。【ウェルス編集長・湖城修一】