フィリピンの通信会社フィリピン・テレグラフ・アンド・テレフォン(PT&T)は、次世代通信規格の第5世代(5G)サービスの提供に向けた実証実験を開始する計画だ。27日付マニラスタンダードなどが伝えた。
25日にオンラインで開いた株主総会で明らかにした。既に国家通信委員会(NTC)から200メガヘルツ(MHz)幅の周波数帯域を割り当てられており、近い将来、5Gによるブロードバンドサービスを始めたい考えだ。
同社の2020年1~6月期決算は、インターネット契約が伸びたことで売上高が前年同期比23%増の2億767万ペソ(約4億5,000万円)となった。最終損益は1,950万ペソの赤字で、前年同期の3,572万ペソから赤字幅が半分近くに縮小している。
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