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静岡県、韓国最大の食品展で販路開拓へ

静岡県は、20日に開幕した韓国最大級の食品見本市「フードウィークコリア2019」(ソウル江南区の国際展示場COEX)で県内6社の特産品や食品生産技術をPRした。韓国の小売り大手などに売り込み、県内企業の輸出拡大を狙う。

脱水機を製造する川口精機(静岡市)は、野菜の切れ端など食品残さの水分を脱水機で絞り出し、家畜用の飼料にリサイクルする廃棄物処理の技術を紹介。流通過程で大量に発生する食品残さは、環境対策が進む韓国でも課題となっている。同社は「エコフィード」(リサイクル飼料)に関するコンサルタントなどを通じて、韓国の流通現場などで廃棄物をほとんど出さない「ゼロエミッション」の実現を目指す。

他には、企画商品開発などを手掛けるエスクリエイト(同市)や、富士山輸出組合の富士農商事(同市)、小倉屋(同市)、酪農王国(田方郡)などが県の特産品をPR。開催期間中に大型スーパーのEマートをはじめ、百貨店や日本食専門スーパーなどと商談する計画だ。

静岡県のフードウィーク参加は今年で5年目。韓国の食品見本市で自治体が毎年、単独でブースを構えるのは珍しい。開催期間中に、韓国や各国のバイヤーとの商談や、試食アンケート調査などに取り組む予定だ。

同県ソウル事務所の野原靖副所長は「現在は日韓関係の悪化を背景に、消費者からの指名買いが見込めない状況にある。ただ、見本市では、初日から多くのバイヤーがブースを訪れており、県産品に対する関心は依然として高い。バイヤーとの関係維持をさらに強化することで、消費が戻った際の『プッシュ戦略』にも期待している」とコメントした。

田丸屋本店(静岡市)はチューブタイプの本わさびなどを紹介=20日、ソウル(静岡県ソウル事務所提供)

田丸屋本店(静岡市)はチューブタイプの本わさびなどを紹介=20日、ソウル(静岡県ソウル事務所提供)


関連国・地域: 韓国日本
関連業種: 食品・飲料農林・水産サービスマクロ・統計・その他経済

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