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【一帯一路の現場から】コーヒーの香りに会話も弾む

エチオピア街角スナップ
エチオピアはコーヒー発祥の地とされる。フルーティーな香りと酸味が強いのがエチオピア・コーヒーの特徴だ。家では気が合う者同士が、おしゃべりしながらゆっくり飲むのがエチオピア流。豆をいるところから始めて、いり終わったら豆を回して、まずみんなで香りを楽しむ。それから陶器のポットで20分ぐらい煮て、3回飲む。1煎目を「Abol(アボル)」、2煎目を「Tona(トナ)」、3煎目を「Baraka(バラカ)」と呼ぶ。会話が盛り上がれば、コーヒータイムが2~3時間続くこともある。(取材・写真=NNAインド編集部 天野友紀子)