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テイクオフ:「ニーツーファンラマ」…

「ニーツーファンラマ」――。カンボジア南西部の、街灯もない国道沿いにある西洋風の建物から耳慣れた言葉が聞こえてきた。のぞいてみると、小さな中国語教室が開かれていた。

教室を主宰するのは、この町で経済特区の運営に携わっている台湾人の李さん。生徒の大多数が、近くの工場で働くカンボジア人労働者という。カンボジア人に中国語を教え、代わりに彼らからクメール語を教わるそうだ。李さんいわく「経済特区を運営する企業のほとんどが中華系。中国語を話せれば仕事に役立つから、彼らは熱心に学んでいるよ」。

レジュメは李さんが作成し、授業料はタダ。なぜここで教室を開いたのかを尋ねると、「その国の言語を学ぶことは、文化を知る第一歩になる。彼らの成長を手助けできることができるのはうれしい」と屈託なく笑う。カンボジアの片隅では、今夜も中国語が響き渡っている。(佳)


関連国・地域: 台湾カンボジア
関連業種: 社会・事件

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