パナソニックは18日、インドの配電企業BSESヤムナ・パワーと共同で、首都ニューデリーに電気自動車(EV)向けの充電ステーションを設置したと発表した。同国での設置は初めてで、EVの普及を視野に入れ試験的な運用を行う。
BSESヤムナの本社敷地内に設置した。充電規格はインドの独自規格に準拠した「バーラトEV AC001」となる。出力は10キロワット(kW)で、同時に3台の充電が可能。リチウムイオン電池を搭載したEVの充電時間は従来の制御弁式鉛蓄電池(VRLA)と比べて約3倍の速さという。携帯電話などのアプリに対応し、料金の自動徴収やリアルタイムでの充電データの確認、充電パターンの認識といった機能も備える。
パナソニックの担当者は、試験的な運用を通じて事業化を検討すると説明。事業化時期も検討中としている。
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