新排水基準セミナーを開催、商工会

企業からの質問に答えるLLDAのヘルナンデス氏(右)とEMBのアコーダ氏(左)=10日、マニラ首都圏マカティ市(NNA撮影)

企業からの質問に答えるLLDAのヘルナンデス氏(右)とEMBのアコーダ氏(左)=10日、マニラ首都圏マカティ市(NNA撮影)

フィリピン日本人商工会議所(JCCIPI)は10日、マニラ首都圏マカティ市で、新排水基準に関するセミナーを開催した。新排水基準は2016年に設けられ、より細分化され厳しいものとなった。参加した各企業や団体からは、質問が相次いだ。

新排水基準を設けた環境天然資源省の省令(DAO)2016年第8号について、同省傘下の環境管理局(EMB)のレサ・アコーダ水質管理部門長と、ラグナ湖開発庁(LLDA)のエミテリオ・ヘルナンデス部門長が解説。厳格化された項目などを、改正前のDAO(1990年第35号)と比較しながら説明した。アコーダ部門長は、東南アジアで適切な基準であり、全てが厳格化されたわけではく、緩い項目もあると指摘した。

セミナーには日本企業など約150人が参加した。メーカー関係者らが熱心に質問を投げ掛けた。貴金属や銅の規制が特に厳しくなっていることに対し、「銅の処理に頭を抱えている」などの声も上がった。技術的なアドバイスに関しては、科学技術省傘下の工業技術開発研究所(ITDI)に相談するよう促す場面もあった。

改正された新排水基準は、米国や日本、オーストラリアなどのEPAの排水規制基準を参考にしたことにより厳格化。最大で5年間の猶予期間が与えられるが、さらなる設備投資が必要になると予想されている。


関連国・地域: フィリピン
関連業種: 電力・ガス・水道社会・事件

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