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ブラザー、新興国向けプリンター4機種発表

ブラザー工業はこのほど、新興国向けモノクロレーザープリンター4機種をフィリピン市場に投入した。単機能機1機種と複合機3機種で、いずれもエントリーモデル。単機能機「HL―1110」は3,000ペソ(約6,580円)を下回る価格に設定した。SOHO(小さなオフィスや自宅などに拠点を置く事業者)などに販売攻勢をかけ、国内のレーザープリンター需要を掘り起こす考えだ。

新興国向けモノクロレーザープリンター4機種は、現地子会社ブラザー・インターナショナル・フィリピンが13日にマニラ首都圏マカティ市内のホテルで開いた発表会で披露した。

東南アジア諸国連合(ASEAN)地域の統括会社ブラザー・インターナショナル・シンガポールの島津武男社長がNNAに説明したところによると、4機種はブラザーが新興国向けに初めて開発した商品群の一部。既に中国とシンガポールで発表しており、今後はベトナム、マレーシア、インドネシアといったASEAN各国やブラジル、ロシアなどに順次投入していく。

■レーザー需要喚起でシェア拡大狙う

国内のプリンター市場はインクジェットが全体の8割を占め、レーザーは2割未満にとどまっている。島津社長はこの点について、インクジェットに比べ導入コストが割高なことなどから、レーザー市場が小規模になっていることを認めつつも、印刷スピードの速さなどが支持され需要は拡大傾向にあると指摘。エントリーモデルの拡充でレーザー需要を喚起する方針を示した。

新商品4機種は、単機能機「HL―1110」が2,999ペソで、レーザープリンターの価格としては国内最低水準を実現。複合機「DCP―1510」「MFC―1810」「MFC―1815」も4,950~7,950ペソのレンジに価格を抑えた。いずれもベトナム工場で生産している。

米市場調査会社IDCのデータによると、昨年のフィリピンのA4モノクロレーザープリンター市場におけるブラザーのシェアは、単機能機が18%で3位、複合機が33%で首位となっている。同社は2015年までに、それぞれ30%、50%以上に引き上げる考えだ。

ブラザーは一方、生産子会社ブラザー・インダストリーズ(フィリピン)を通じて、バタンガス州の工業団地ファースト・フィリピン・インダストリアル・パーク(FPIP)内にインクジェットプリンターの工場を建設。今年4月から稼働している。


関連国・地域: ベトナムシンガポールフィリピン日本ロシア中南米
関連業種: 電機IT・通信

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