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電動化の波、新興国にもじわり

日本からの中古車輸出

業界団体がまとめた日本からの中古自動車輸出統計によると、新興国向けのハイブリッド車輸出が存在感を示している。2017年上半期(1~6月)のハイブリッド車輸出先の首位はモンゴルで、以下パキスタン、スリランカと続いた。高品質・低燃費が世界中で人気の日本ブランドのハイブリッド車。しかし、世界的な脱・内燃機関(ガソリン・ディーゼル)車と電気自動車(EV)化の流れは、長期的に見れば、日本ブランドの優位性がある新興国市場にも影響を及ぼしそうだ。