高校教員の知人は、海外の姉妹校が来校する際のスケジュールを管理する業務を担当している。5カ国と提携を結んでいるが、やり取りをする上でそれぞれのお国柄が出るという。
日本の姉妹校は計画書の内容を事細かに記載し、要望や質問事項も項目ごとに書き込んでくる。提出期限も一度も遅れたことはない。日本の教員は全て日程を把握し、生徒は指定した持ち物を確実に持ってくるため、来校時も計画通りに予定が進められるという。
悩みの種は某中華圏の姉妹校だ。計画書の提出遅れは当たり前。2時間早めに来校したり、当日に夕食の変更要請があったりするなど、無理難題と思える要求も多い。伝達ミスにより生徒が体操服を持ってきておらずテコンドーの授業も中止になった。
知人の高校はこれを他人の石として、海外に訪問する際は日本の姉妹校を手本にしているという。(公)
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