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再開発の波、消える人気店街

急な立退き、邦人店主が対応苦慮

タイの首都バンコクのスクンビット通り・ソイ26とソイ24/1の多くの飲食店が、期限を1カ月余りとする急な立ち退きを求められている。応じなければ1日1万バーツ(約4万6,000円)の追加費用が請求される厳しい条件に経営者は困惑し、常連客からは長年通った店の閉店を惜しむ声が上がる。バンコク都心部の地価高騰を背景に再開発計画が進む中、国籍を問わず賃借人が不利な立場に置かれるタイの構造的な問題が浮き彫りとなった。

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