タイとカンボジアの国境地帯で24日、10件以上の軍事衝突が発生した。各地で交戦状態に陥り、タイ側では12人が死亡、31人が負傷した。死者の半数以上は子どもを含む民間人とされる。両国では今年5月の小規模な交戦を機に、国境を挟んで緊張状態が続いていた。先制攻撃を巡っては両軍ともに「相手側が仕掛けた」と主張しており、紛争の激化と長期化が強く懸念される。
タイとカンボジアの国境地帯で24日、10件以上の軍事衝突が発生した。各地で交戦状態に陥り、タイ側では12人が死亡、31人が負傷した。死者の半数以上は子どもを含む民間人とされる。両国では今年5月の小規模な交戦を機に、国境を挟んで緊張状態が続いていた。先制攻撃を巡っては両軍ともに「相手側が仕掛けた」と主張しており、紛争の激化と長期化が強く懸念される。