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茨城県が食と観光アピール

台北で見本市出展、商談会も企画

茨城県が台湾向けの食品輸出促進に向けて動き出している。台湾政府が2011年の東京電力福島第1原発事故後から続けてきた茨城県産などの食品の輸入禁止措置を原則解禁し、一部を除いて条件付きで輸入を認めたためだ。8月上旬には台北市で開かれた食品見本市に初めて出展し、特産のメロンやサツマイモなどを台湾の消費者にPRした。新型コロナウイルスの感染拡大で途絶えた観光往来の再開も視野に入れ、誘客にも乗り出している。