フィリピンの通信会社フィリピン・テレグラフ・アンド・テレフォン(PT&T)は11日、テクノロジー分野で強みを持つ米企業2社と戦略的提携を結んだと発表した。ネットワークインフラを強化し、今後2年で利用可能地域を現在に比べて10倍に拡大する。
提携先は、投資会社コンチネンタル・アドバイザリー・サービシズ(CAS)と、アーバン・ロジスティック・アドバイザリー・サービシズ(ULAS)の2社。物流業務を一括で請け負う「サード・パーティー・ロジスティクス(3PL)」の専門技術などを通信事業の拡大に生かす。
PT&Tはマニラ首都圏周辺と国内主要都市のサービスを拡充する。2年内に一般家庭と事業者を合わせた契約先を700万件に増やす計画だ。国内人口の4割近くが暮らす地域で、より競争力のあるインターネットとITサービスを提供する。
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