• 印刷する

友達、6四半期連続で赤字、Q1は138億元

友達光電(AUO)は26日、今年第1四半期の純損失が137億9,600万台湾元(約380億円)だったと明らかにした。第1四半期の210億元に比べ赤字が3割以上縮小した。同社経営陣は、液晶テレビの出荷量に回復が見込めるなどとして、2四半期以降はさらに赤字が縮小するとの見通しを示した。【井上雄介】

同日に開いた昨年第1四半期の業績説明会で明らかにした。同期の連結決算は売上高が811億200万元で前期比9.4%減少した。営業損失率は16.6%だった。季節的な要因で第1四半期の売上高は減少したが、コスト抑制を通じて営業損失率は前期より改善した。

第1四半期の大型液晶パネルの出荷量は2,730万枚で、前4四半期に比べ1.8%増。中小型パネルは3,670万枚で、前期に比べ21.1%減少した。

第1四半期の設備投資額は146億元で、うち30億~40億元は昨年度の繰り越し。今年は通年で400億元を維持するとみられる。

■需要拡大で業績も改善へ

第2四半期は、液晶テレビの出荷量が回復する上、製品の構成も変わり、大型パネルの出荷量は4~15%増え、平均単価(ASP)は5%以内の伸びになる見通し。中小型パネルも次第に回復し、出荷量、ASPとも前期比で微増になると予測される。

彭双浪総経理は「欧州債務危機が後退し、米国も景気回復の兆しがある。新興国市場も成長を続けているので、液晶パネルは12%の伸びが見込まれる。クラウドコンピューティングやモバイル端末への熱も高まりそう。米マイクロソフトの次世代基本ソフト『ウインドウズ8』が登場するほか、ノートPC、ウルトラブック、タブレット端末が販売されるなど、需要が拡大を続けるのは間違いない」と語った。

彭総経理はさらに「生産調整と在庫調整の結果、IT機器やテレビの在庫は健康な状態になった。中国の労働節の連休に備えた在庫積み増しと、ロンドン夏季五輪の開催に伴い、大型パネルは一部で需給がひっ迫する可能性がある」と述べ、価格上昇の可能性を指摘。「今年はテレビのサイズで革命が起きる。50インチや39インチの製品が従来の製品に取って代わる。もっと薄さを追求した設計も求められる」などと語り、技術面での競争も激しくなるとの見方を示した。


関連国・地域: 中国台湾米国欧州
関連業種: 電機IT・通信マクロ・統計・その他経済政治

その他記事

すべての文頭を開く

テイクオフ:6~7月の自宅の電気代…(08/15)

GDP成長率予測を下方修正 22年は3.76%、外需の弱まり指摘(08/15)

米、中国に対話再開要求=議長訪台「過剰反応」(08/15)

侵攻シナリオ初掲載、防衛白書=台湾演習と酷似(08/15)

半導体人材を九州で育成、TSMC機に獲得競争も(08/15)

戦闘機10機中間線越え、10日連続=常態化狙い(08/15)

台湾演習は日本と無関係、駐日中国大使が談話(08/15)

新型コロナの域内感染者、14日は2万802人(08/15)

検査キット実名制購入、15日から第4弾(08/15)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

出版物

SNSアカウント

各種ログイン