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テイクオフ:日が落ちた頃、路上に体…

日が落ちた頃、路上に体育座りし、ランニングシャツ1枚で大声で歌う少年の周囲には誰もいない。金を無心するには人通りが少なく、車のエンジン音とクラクションが無情にも少年の歌声をかき消している。当てもないその声は、段々と小さくなった。

幹線道路の歩道には、フェンスに寄りかかっている少年がいた。薬物でハイになっているのか、足元はおぼつかず不気味だ。もし路上で対面していたら、きびすを返してその場を立ち去ったに違いない。

国際社会からの反応は厳しいが、ドゥテルテ大統領の麻薬対策は国民からの評価がおおむね高い。それでも、生活するための麻薬売買はいまなお存在する。治安が良くなったとはいえ、危険な夜道も多い。結局は生活が苦しいことに起因する。新型コロナウイルスの影響で増えた貧困層を減らさなければ、麻薬対策も元のもくあみになる恐れがある。(内)


関連国・地域: フィリピン
関連業種: 社会・事件

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