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東北地域で電力逼迫、今後も継続か

中国の東北地域で最近、電力供給制限が相次いでいる。電力需給が逼迫(ひっぱく)しているためで、産業、家庭向けともに停電が発生しているという。東北各省は需給逼迫が緩和する時期について触れておらず、停電を含む電力供給制限の措置が今後続く恐れもある。新京報(電子版)などが伝えた。

遼寧省では風力発電の急激な減少と省外からの電力供給の大幅減を背景に、電力不足が「深刻なレベル」に到達。直近では家庭向けを含め1日に複数回停電したり12時間にわたって停電したりする地域も出ているほか、瀋陽市では23日、信号機が消灯し交通渋滞を引き起こしたと伝えらえている。

企業の電力需要をカバーできなくなっており、省政府は10~22日、一部の工業企業を対象に電力の使用を制限した。

東北各省は、工業向けの措置だけでは足らず、家庭向けの電力制限にも乗り出したようだ。

遼寧省は26日に電力の供給保障に向けた会議を開き、「停電を防ぐために最大限努力する」と表明。送電企業には電力が不足する時間を予測、通知し、ユーザーが事前に電力利用の段取りをできるようにすることを要請。発電企業に対しても、ピーク時の発電量を増やすことを指示している。

吉林省は26日、冬季の電力供給の維持に向けた会議を開催。呉靖平・常務副省長は「全国的な石炭不足や石炭価格の高騰に伴い、大部分の省で電力不足が発生している」と指摘。石炭の供給を増やすための措置を実行し、「可能な限り停電を回避する」と表明した。

黒竜江省でも23日、電力供給を制限。「一部企業が秩序ある電力消費計画を厳密に執行しなかったため」と説明した。

停電が常態化すれば企業の生産活動にも影響しそうだ。


関連国・地域: 中国-全国
関連業種: 天然資源電力・ガス・水道マクロ・統計・その他経済

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