米系飲料大手コカ・コーラ・ビバレッジズ・フィリピン(CCBPI)は今年、生産能力増強に向けて6,300万米ドル(約67億円)以上を投資する見通しだ。市場が回復すると見込み、主に北部ルソン地方の工場に投資する。24日付スターなどが伝えた。
ギャレス・マクガウン社長兼最高経営責任者(CEO)によると、マニラ首都圏近郊のラグナ州サンタロサ、カンルバンの工場に投資し、生産能力を増強する。物流施設の整備やガラス製ボトルのリサイクル事業にも投資する。9月末までに投資を実行する予定で、業績の回復が進めば追加投資も検討する。
CCBPIの20年の販売は、新型コロナウイルス禍で飲食店からの発注が減った影響で低迷した。同社は20年に、南部ミンダナオ地方の拠点を中心に生産増強を進めた。
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