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旧正月のお年玉、金融庁が電子決済奨励

最大手DBS銀行のモバイル決済アプリではさっそく、「E紅包」をやりとりするための機能が追加された(アプリ画面をスクリーンショット)

最大手DBS銀行のモバイル決済アプリではさっそく、「E紅包」をやりとりするための機能が追加された(アプリ画面をスクリーンショット)

シンガポール金融管理庁(MAS、中央銀行に相当)は11日、春節(旧正月)に家族や友人に配る紅包(ホンバオ、お年玉)を、電子決済で配布することを推奨すると発表した。コロナ下で人同士の接触を極力減らすほか、資源節約につなげるのが狙いだ。

春節期間中(今年は2月半ば)に配られる紅包を、「E紅包」と呼ぶ電子決済に切り替えることを促している。MASとシンガポール銀行協会(ABS)による電子ギフトの奨励活動の一環となる。

新札を受け取るために銀行に並ぶ必要がないほか、新札の発行数自体を減らすことで資源を節約できる利点を強調。フィンテック(ITを活用した金融サービス)企業には、E紅包を含む電子ギフトによる決済サービスの開発を促している。

現金で紅包を渡す人には、DBS銀行と傘下のPOSB銀行、OCBC銀行、UOB銀行が各行のオンライン事前予約システムで新札への両替予約を受け付ける。DBS銀行では、専用の現金自動預払機(ATM)でも新札の両替サービスを提供する。

3行以外では、スタンダード・チャータード銀行(シンガポール)とメイバンク・シンガポールでもオンライン事前予約制度を導入。メイバンクは2Sドル札(約160円)と10Sドル札だけ両替サービスを行う。

三井住友銀行やみずほ銀行、三菱UFJ銀行、中国銀行、シティバンク・シンガポール、HSBCバンク・シンガポールなど他の外資銀25行は、事前予約制はないものの、両替サービスには対応する。

60歳以上の高齢者や身体障害者は、オンライン事前予約システムを使わなくても直接来店できる。

事前予約制は1月18日から受け付けを開始する予定だ。事前予約者への新札の引き渡しや、高齢者などの来店、ATMでの両替サービスは1月25日から始める。


関連国・地域: シンガポール
関連業種: 食品・飲料金融IT・通信マクロ・統計・その他経済社会・事件

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