昨年12月に宇宙航空研究開発機構(JAXA)の探査機「はやぶさ2」が投下したカプセルがオーストラリアで回収されたのは記憶に新しい。このプロジェクトで、さまざまな支援を行っていたのが、オーストラリアの連邦政府機関、オーストラリア科学産業研究機構(CSIRO)だ。CSIROの運営や、新型コロナウイルスの感染流行下での役割、日本との協業や西シドニーでの大規模開発での関与について、通信大手テルストラの元最高経営責任者(CEO)で、現在も複数の大手企業の社外取締役を務める、デビッド・ソディーCSIRO理事長に話を聞いた。【NNA豪州編集部】