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豪服飾企が閉店通告、SCと賃料紛争が泥沼

オーストラリアの大手服飾小売りモザイク・ブランズが、ショッピングセンター(SC)のウエストフィールドを運営するセンター・グループに対し、賃料を引き下げない限り入居中の店舗の38%に当たる最大500店舗を恒久的に閉店すると通告した。センターが直近で、賃料支払いを拒否するモザイクへの対抗措置として129店舗を一時閉鎖したことから、逆襲に出た。一方センターはモザイクの脅しに真っ向から対抗する姿勢で、賃料紛争は泥沼化の一途をたどっている。26日付地元各紙が伝えた。

モザイク傘下のブランドには、ノニB、ミラーズ、ケイティーズ、クロスローズ、イージー・バイなどがある。

モザイクの店舗数は1,333店舗で、そのうち87%のリースが向こう2年間で終了する予定。同社は、店舗の大量閉鎖ははったりではないとし、実行してもオンライン販売での売り上げ増が見込めるため破綻はしないとしている。

同社のエヴァンス最高経営責任者(CEO)は「SC運営企業の65%は、新型コロナウイルスの流行により小売業界の情勢が完全に変化したことに理解を示しているが、中には過去の慣例にしがみついたままの企業もある」と批判した。

一方センターのアレンCEOは「収益が出ていて資本を入手できる企業が、賃料を支払うという義務を果たさない場合は、われわれも行動を起こすしかない」と反発している。

■モザイク赤字、オンライン販売は好調

モザイクの2019/20年度(6月期)決算は、1億7,000万豪ドル(約130億円)の赤字だった。賃料の未払い分に4,900万豪ドルの引当金を計上したことなどが響いた。

売上高は、オンライン販売が好調で、7億3,677万豪ドルと前年同期比16.5%増だった。


関連国・地域: オーストラリア
関連業種: 繊維建設・不動産小売り・卸売りマクロ・統計・その他経済

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