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豪服飾企が閉店通告、SCと賃料紛争が泥沼

オーストラリアの大手服飾小売りモザイク・ブランズが、ショッピングセンター(SC)のウエストフィールドを運営するセンター・グループに対し、賃料を引き下げない限り入居中の店舗の38%に当たる最大500店舗を恒久的に閉店すると通告した。センターが直近で、賃料支払いを拒否するモザイクへの対抗措置として129店舗を一時閉鎖したことから、逆襲に出た。一方センターはモザイクの脅しに真っ向から対抗する姿勢で、賃料紛争は泥沼化の一途をたどっている。26日付地元各紙が伝えた。