《安全》帰国者１人感染、市中は56日ゼロ（20日）

タイ政府の新型コロナウイルス感染症対策センター（ＣＣＳＡ）は20日、新たに海外から帰国したタイ人１人の新型コロナの感染が確認されたと発表した。市中感染は56日連続でゼロとなった。

新たな感染者は、シンガポールから帰国した男性（52）。累計の感染者は3,250人で、現在の感染者は96人。回復者は3,096人、死者の数は58人でいずれも前日から変わっていない。累計の感染者に対する回復者の割合は95.3％、死者の割合は1.78％となった。

隔離措置を受けなかったエジプト人兵士とスーダンの外交官の娘が新型コロナに感染していたことを受け、エジプト人兵士が滞在していた東部ラヨーン県と外交官の娘が滞在している首都バンコクで20日までに計6,865人がＰＣＲ検査を受け、結果が出ていないラヨーン県の214人を除き全員が陰性だった。ＣＣＳＡのタウィーシン報道官は、「バンコクにおける外交官の娘のケースは終息したと言える」と述べた。