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豪引上げ、NZ変わらず=IMFのGDP予測

国際通貨基金(IMF)が24日、オーストラリアの2020年の実質国内総生産(GDP)成長率が前年比4.5%減になるとの予測を発表し、前回4月の予測6.7%減から引き上げた。世界経済の見通しが前回から下方修正された中、オーストラリアは新型コロナウイルス感染症の流行による経済危機への対応について世界で有数の結果を出しているようだ。一方ニュージーランド(NZ)の予測は今年7.2%減と前回から変わっていない。

IMFの予測によると、オーストラリアの21年のGDP成長率は前年比4%増とプラス成長に転じる見通し。

20年のGDP成長率予測は、先進国の中では韓国が2.1%減と、唯一オーストラリアよりも縮小幅が小さくなった。ただ、前回予測の1.2%減からは大きく下方修正されている。

オーストラリアは、日本、ドイツ、インドと共に、第1四半期(1~3月)のGDP成長率が予測を上回った数少ない国の一つだ。ただオーストラリアと異なり、他3国の20年のGDP成長率予測は、いずれも前回から下方修正された。

一方、GDPに占めるオーストラリア連邦政府の負債の割合は、今年56.8%に達し、来年には64.3%まで膨張する見通し。

IMFは「オーストラリアのような経済が回復基調にある国は、新たな景気刺激策を導入しながら、給与補助政策などの緊急支援策を徐々に縮小するべき」との見方を示した。

■NZ輸出業界には朗報

NZの21年のGDP成長率予測は、5.9%増に回復と前回から変わらなかった。

NZの輸出業界とっては、主要貿易相手国であるオーストラリアと中国の予測が堅調だったことが朗報となった。ただ、世界的に景況感が低下していることから、NZ経済の復興は今後難航するとの見方も出ている。


関連国・地域: オーストラリアニュージーランド
関連業種: マクロ・統計・その他経済

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