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企業景況感、3Qはやや改善も依然マイナス

シンガポール商業信用調査所(SCCB)が9日発表した、2020年第3四半期(7~9月)の景況感指数(BOI)はマイナス5.16だった。過去最低を記録した前期のマイナス7.88からやや改善したものの、依然として先行きを悲観的に見る企業が多いことが浮き彫りとなった。

SCCBは四半期ごとにシンガポールの主要産業の企業を対象に、◇売上高◇純利益◇在庫◇販売価格◇新規受注◇雇用――の6項目について、次の四半期の見通しを調査している。BOIは楽観的な見通しを示した回答者の比率から、悲観的な回答者の比率を差し引いて算出。マイナスは悲観的見方が上回っていることを示す。

7~9月期のBOIを産業別にみると、6産業全てで2期連続でマイナス。中でも建設、金融は4~6月期よりもマイナス幅が拡大し、先行きの不透明感が増している。

項目別でも、6項目全てでマイナス。純利益(マイナス8.89)と販売価格(マイナス10)でマイナス幅が拡大した。

SCCBのオードリー・チア最高経営責任者(CEO)は、「BOIがやや改善した背景には、新型コロナウイルスの感染対策として職場や学校を閉鎖する措置『サーキットブレーカー』が終了したことがある」と分析する。制限が徐々に解除されるとともに、先行きに希望を見いだす企業が少しずつ増えているという。

チアCEOは、「経済のV字回復が見込めるかを話せる段階にはなく、新型コロナの第2波や米中貿易摩擦といった懸念も残る。先行きはまだまだ不透明だ」と述べ、向こう数カ月間のBOIはマイナス水準にとどまるとの見通しを示した。


関連国・地域: シンガポール
関連業種: マクロ・統計・その他経済

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