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外国人の感染防止徹底、不法就労は強制送還

マレーシア政府は、入国管理局の収容施設や建設現場での、外国人の新型コロナウイルス感染拡大防止に注力する。不法就労者は強制送還する。同国内で新型コロナの新規感染者数は今月4日以降は1日当たり2桁で推移していたが、入国管理局の入国者収容所で集団感染が確認され、25日以降は3桁が2日続いたためだ。27日付地元各紙が伝えた。

イスマイル・サブリ・ヤアコブ上級相(治安担当)は26日、不法就労者については収容所に入れる前に新型コロナの検査を実施し、陽性の場合は病院で治療を施し、陰性の場合は強制送還することを閣僚会議で決定したと明らかにした。強制送還に向け、外務省が各国の大使館に協力を求めていく。

保健省によると、首都圏にあるブキジャリル、スメニ、セパンの3カ所の入国者収容所では、26日までにマレーシア人職員1人を含む383人の陽性が確認された。国籍別ではバングラデシュ、インド、インドネシア、ミャンマー、パキスタン、中国などが多い。

イスマイル氏によれば、検査で陽性を確認した不法就労者には、スランゴール州の展示会場マレーシア・アグロ・エクスポジション・パーク・スルダン(MAEPS)の仮設病院で治療する。このほか、スランゴール州スンガイブローのハンセン病病院跡と首都クアラルンプールの公立クアラルンプール病院の産科病棟を仮設病院にし、3カ所で計1,430人の新型コロナ患者を治療できるようにする。

保健省のノル・ヒシャム・アブドラ保健局長は26日、クアラルンプールにある3カ所の建設現場で新型コロナのクラスター(感染者の集団)が発生し、同日までにマレーシア人1人を含む88人の陽性を確認したと明らかにした。クアラルンプールとスランゴール州のレッドゾーン(新型コロナ感染者が多い地域)にある建設現場再開に外国人労働者の検査を義務付けたことで、これまでに2万7,383人を検査し、感染者を確認できたと説明。ただ、建設作業員の寮では1~2メートルの社会的距離を確保できていない所が多いとし、雇用主に感染防止策の徹底を呼び掛けた。

ファディラ・ユソフ公共事業相は、条件付き活動制限令下で操業するための標準作業手順書(SOP)を建設作業員の寮と建設現場で順守しない建設会社には事業再開を認めないとあらためて強調した。


関連国・地域: マレーシア
関連業種: 医療・医薬品建設・不動産マクロ・統計・その他経済雇用・労務政治社会・事件

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