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道産食品を冷凍小口混載輸送、苫小牧埠頭

倉庫・港湾運送業の苫小牧埠頭(北海道苫小牧市)は、シンガポール向けに北海道の農水産品や加工品をコンテナで冷凍小口混載輸送する事業を今月から来年3月まで実施する。昨年度に引き続き2回目となる。低コストかつ安定したコールドチェーンを通じて道産食品の輸出を促進するのが狙いだ。

苫小牧港利用促進協議会による支援事業となる。昨年度に引き続き、海産物など道産食材の輸出を手掛けるプライム・ストリーム北海道(北海道音更町)が参加する。

海上コンテナ1本に満たない小・中ロットの貨物や、航空運賃では割高になってしまう道産食品をまとめて混載し、苫小牧港からシンガポールに向けて月に1回輸送する。海上輸送日数は約18日間だ。

苫小牧埠頭が所有する冷凍倉庫や、同社本社内に新設し近く営業開始予定の温度管理型冷凍冷蔵庫「北海道クールロジスティクスプレイス」を集約拠点とする。フォワーディング(混載貨物)は日本通運の冷凍LCL(国際海上混載)サービスを利用する。

運転手不足などで輸送力が低下している道内冷凍輸送については、道内各地に集荷・冷凍拠点を持つニチレイ・ロジスティクス北海道と提携する。

苫小牧埠頭の担当者は13日、NNAに対し、「輸送品は水産品や加工品など多岐にわたる。コンテナでプライム・ストリーム北海道の商品を輸出する際、埋まらないスペースに他社の商品も混載して送る」と説明した。今のところ新型コロナウイルスの感染拡大に伴う影響は出ていないという。

苫小牧埠頭は昨年7月から今年3月にかけて、シンガポールとマレーシア向けに冷凍小口混載輸送を実施していた。今後も食産業の国際物流拠点として地位強化を目指すとともに、食分野の成長を通じた北海道の国際競争力強化を後押ししたい考えだ。

苫小牧埠頭は、シンガポール向けに北海道の農水産品などをコンテナで冷凍小口混載輸送する事業を実施する(Photo by Jongsun Lee on Unsplash)

苫小牧埠頭は、シンガポール向けに北海道の農水産品などをコンテナで冷凍小口混載輸送する事業を実施する(Photo by Jongsun Lee on Unsplash)


関連国・地域: シンガポール日本
関連業種: 食品・飲料農林・水産運輸

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