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美的がエアコン工場建設へ、米中摩擦回避も

中国・広東省仏山市に本社を置く中国家電大手の美的集団(ミデア)が、タイ東部チョンブリ県でエアコン工場の建設を計画していることが分かった。来年中に稼働させ、当初は年200万台を生産する見通し。同社のエアコン工場は中国などにあるが、タイにも製造拠点を置くことで米中貿易摩擦のリスク回避を狙うとみられる。

美的集団の関係者がNNAに明らかにした。工場は新型コロナウイルスの感染状況が落ち着いてから着工する。投資額は非公表。

仕向け地は米国などで、輸出が中心になるという。タイ政府がチョンブリ県などの東部地域で高度産業の誘致を進める中、美的集団はIT技術を駆使した最新の生産設備を導入する計画だ。

今年1月には、タイの大手財閥TCCグループ傘下の不動産開発会社フレーザーズ・プロパティー(タイランド)が、美的集団のタイ子会社ミデア・リフリジレーション・エクイップメント(タイランド)と、チョンブリ県の130ライ(20.8ヘクタール)の所有地の売買契約を締結したと発表していた。

美的集団は1968年設立で、80年代に家電業界に参入。エアコンや冷蔵庫、電子レンジなど白物家電を中心に手掛け、2016年に東芝の白物家電事業を買収した。東南アジアでは、ベトナムに工場を構える。


関連国・地域: 中国タイ日本
関連業種: 電機マクロ・統計・その他経済

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