トヨタ自動車のインド法人トヨタ・キルロスカ・モーター(TKM)は26日、ハイブリッド車(HV)仕様の7人乗り高級多目的車(MPV)「ヴェルファイア」を795万ルピー(約1,220万円)で発売した。向こう3カ月の出荷分は完売している。
排気量2.5リットルのガソリンエンジンに、電動モーター2台とバッテリー1台を搭載した。エンジンの出力は86キロワット(kW)、最大トルクは198ニュートンメートル(Nm)。燃費は1リットル当たり16.35キロ。車体カラーは「バーニング・ブラック」、「ホワイト・パール」など4色展開。
安全性を重視したつくりで、7カ所にSRSエアバッグを装備。滑りやすい道での運転をサポートする統合型走行安定システム(VDIM)や横滑り制御機能(VSC)、上り坂での車両の後退を防止するヒルスタート・アシスト・コントロール(HAC)を搭載した。
TKMの吉村公一社長は声明で「ヴェルファイアは最上の高級感と、環境に対する配慮の象徴。二酸化炭素(CO2)排出ゼロを目指す当社にとって、ヴェルファイアの発売は重要な一歩となった」とコメントした。
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