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《安全》新型肺炎、香港で高度の感染疑い

香港政府食品・衛生局の陳肇始(ソフィア・チャン)局長は22日夜、緊急記者会見を開き、中国湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスへの感染が強く疑われる患者が香港で確認されたと発表した。初期検査では陽性反応が出ており、政府衛生署は23日に正式結果が出ると説明した。官営放送RTHKなどが伝えた。

陳氏によると、患者は中国人の男性(39)で、21日夜に広東省深セン市から高速鉄道で香港に入境した。男性は武漢に住んでいるが、多数の発症者が確認された海鮮市場や医療機関を訪れたり、野生動物や感染者に接触したりしていないという。

男性は九龍・油麻地の公立病院、伊利沙伯医院(クイーン・エリザベス病院)に搬送され、隔離治療を受けていたが、その後、九龍・茘枝角の瑪嘉烈医院(プリンセス・マーガレット病院)の伝染病センターに移された。

男性は家族4人と香港を訪れ、九龍・尖沙咀のホテルに宿泊していた。既に男性以外はフィリピン・マニラに向かったという。政府は接触者の追跡を進めているほか、情報収集のためのホットラインを設置した。

地元メディアは22日、新界・沙田の威爾斯親王医院(プリンス・オブ・ウェールズ病院)でも新型ウイルス感染の疑いが非常に高い患者が確認されたと報道。初期検査で陽性反応が出ており、同じく瑪嘉烈医院で隔離治療を受けているという。

■マカオでは初確認

マカオ政府は22日午前、新型肺炎の感染者を確認したと発表した。当局によると、武漢から訪れた女性(52)で、隔離治療を受けている。

女性はせきや喉の痛みを訴え、21日夜に現地の病院を受診し、感染が確認された。女性は19日に広東省珠海に高速鉄道で到着後、マカオに入境し、カジノ施設で長時間過ごしたという。

マカオ政府は初の感染確認を受け、◇公共の場所に出入りする市民への体温測定◇全カジノ施設の従業員にマスク着用を義務付け◇全出入境検問所で旅客に健康状態の申告を要請◇マスク供給の十分な確保――を実施する。

両政府は緊急の用事がなければ、武漢に行かないよう呼び掛けている。マカオ政府は武漢とマカオ間の団体旅行も既に一時停止した。


関連国・地域: 中国香港マカオ
関連業種: 医療・医薬品社会・事件

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