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〔ポッサムのつぶやき〕メルボ大気汚染、全豪テニス選手も棄権

オーストラリア・ビクトリア(VIC)州では13日夜にかけて、山火事による煙の流入で大気汚染が悪化し、メルボルンの空気質指数は「Hazardous(危険)」を大幅に上回る劣悪な状態に陥った。山火事による煙の影響で、全豪オープンの主催協会、テニス・オーストラリア(TA)は、全豪オープン予選の開催日を遅らせた。その後開催された女子テニス予選第1回戦で、選手が咳が止まらなくなり棄権する事態となった。地元各紙が伝えた。

VIC州では、16カ所で山火事が発生しており、140万ヘクタール以上の森林を焼失し5人が死亡、353戸の住宅と548件の建造物が焼失・損壊している。VIC州保健社会サービス省の、ブレット・サットン主席医療官は、メルボルンの空気質指数が「Hazardous(危険)」を上回り、世界一劣悪な状態になったと発表し、「空気質指数が良好水準に下がるまで、なるべく外出を控えてほしい。空気質指数が危険数値に達した今、ぜんそくなどの疾患がない人でものどや目に異常が発生する場合もある」と注意喚起した。

全豪オープン予選の女子テニス予選第1回戦で、咳が止まらなくなり棄権する事態となったヤクポビッチ選手は、ぜんそくなどの呼吸器の疾患はないとし、「この劣悪な空気のなかで試合が実施されたのは驚いた」と発言し、現在の環境下で試合を行うのは選手たちの健康に影響すると指摘。TAはメディカルチームやオーストラリア気象庁(BOM)、環境保護局(EPA)と協力し合い、試合が実施可能かどうかを今後判断していくと発表した。さらに15日、公式ツイッター上で、万一、過度に煙が発生するような状況になれば、3つのスタジアムのルーフを閉じ、空調・空気清浄された環境で試合を継続すると発表した。

■シドニーでは花火大会中止も

オーストラリア・シドニー西部のブラックタウン自治体は、ニューサウスウェールズ州とVIC州で発生している山火事が今なお鎮火する気配がないことから、1月26日のオーストラリア・デーを祝う花火の打ち上げを中止すると発表した。トニー・ブリーズデール市長は、「山火事での犠牲者や、住居を失った方々への敬意を払い、今年の花火大会は中止することに決定した」と発表した。


関連国・地域: オーストラリア日本
関連業種: マクロ・統計・その他経済政治社会・事件

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